久し振りとなってしまいましたが、入庫車両の中にチェックランプが点灯している
エルフが入ってきました。
車検整備で入庫していますので、そのままにはできず早速スキャンツールで確認。
点検の結果、DPD過捕集でしたので強制燃焼を実施。
排気温度センサーが異常なのかインジェクターが異常なのか、再生時の排気温度が
数分で800℃オーバーで即強制燃焼を中止。
今まで排気温度が低過ぎる事はあっても高過ぎる事は無かったので
ちょっとビックリです。
改めて感じたのが、様々な故障や症状があるのだと痛感しました。
次の作業として再生可能環境を整えるべく、DPD点検、排気温度センサー、
排気管インジェクター、サーモスタットなどを交換して再チャレンジしていきます。
途中となりますが後程結果も報告します。
前回お話ししたジェットクリーン トロニックⅡを初めて施工しました。
ご指導をして下さった方々には心から感謝しております。また時間を掛けて分かるまで
ご指導して頂きありがとうございました。1回で何とか施工できるレベルまで来れたの
ではないかと思われます。
本題に戻らせて頂きます。当社は当面の間ディーゼル車のにみ施工をしていきます。
今回のお車は日産キャラバンVW2E26走行距離約20万kmです。
それではその施工内容と結果をについてお話します。まず燃料パイプに直結する本体の
洗浄液を送り出すパイプとインテークへ吸い込ます器具を付けた後に本体の電源を入れます。
その後エンジンを始動させ待つ事30~40分で完了です。
そして全ての作業、後片付けを終了させてから試乗へ。
私も乗りたかったのですが、施工前が分からないので行きませんでした。
試乗したサービスから聞いたのですが、施工前は時速40km出すぞみたいな感覚で
アクセルを踏んでいたのが、施工後はガソリン車のようにスムーズにスピードがでて、
トルクで走る感じの車ではなくなったように感じたとのことでした。
上手に表現できなくて申し訳ないのですが、車に乗らなくても空ぶかしをしただけで
エンジンが軽く感じた程です。
スキャンツールで表記されるデータを全てビフォアフターで記録してありますが、
数値の違いが結果の違いと分かっていても経験不足の為データを
完全に読み取ることができませんでしたのでこれは今後の課題です。
最後に個人的な意見ですが、LIQUI MOLYさんの洗浄液は最高ですね。
乗れば違いが分かる商品の一つでしょう。
今までずーと考えていたのですが、見た瞬間これならいいかなという商品に出会うことが
できました。
その商品は、燃料系統と吸気系統の洗浄機です。
ガソリン車の洗浄装置は持っているのですがディーゼル車の装置が欲しくて
探していました。
当社のDPF(マフラー)洗浄を行っていますと、燃料系の不具合(経年劣化など)を
起されているお車も多く出会います。
今もですが、そのような不具合を起されているお車については交換をおすすめして
いました。
そこで定期的なメンテナンスと軽度な不具合改善(状態によります)が期待できそうな
装置です。
その装置は、リキモリ・ジェットクリーン トロニック Ⅱ という商品。
まだ検討中ですが、購入した時には商品と結果報告もご案内させて頂きます。
今回は、ディーゼルエンジンのインジェクター交換です。
意外と故障原因になるインジェクターですが、今回の車両はDPF付きの車両ではありま
せんので、再生時間が短い長いとかの問題は無い車両です。
今回の交換理由として、アイドリングからの吹け上りが悪い、アイドリング時の振動が
すごい事もあり交換する事となりました。燃焼装置付き車の場合は、ここまで乗る事はで
きませんのでタイミングとしてはもっと早い時期に交換していないと、再生不良で走行に
支障が出るレベルです。
選択肢としてインジェクター洗浄もありますが、当社では行っていませんので延命・改善
処置としてディーゼル1を車検時にいつも補充していたからここまで延命できたのかなと
感じています。
インジェクター交換後は快適なお車に変わりますので、オーナー様もそのお車も喜んで頂
ける事を願ってご納車させて頂こうと思っております。